Blog
院長ブログ
- 統制と市場のあいだ・歯科編――なぜ「コンビニより多い」のに、報われないのか医療を統制経済として論じてきたが、その構造が最も長く、最も深く傷として刻まれた分野が、歯科である。歯科医院はコンビニより多いと言われ、しかも…
- 統制と市場のあいだ・看護編――同じ現場に、なぜ異なる出自が混じるのか医療を統制経済として見るとき、医師の労働がその配給を支えてきたことを、これまで論じてきた。だが、その医療を最前線で支えるもう一つの担い手が、…
- 統制と市場のあいだ・続編――介護と薬局は、なぜ規模に呑まれるのか医療を統制経済として見る視点は、そのまま介護と薬局にも及ぶ。どちらも価格を国家が定める公定価格の世界であり、医療と同じ構造の力学が働く。ただ…
統制と市場のあいだ──医療という財は、なぜ国家に値段を委ねるのか診察一回、検査一件、薬一錠に至るまで、医療の価格は国家が全国一律で定める。供給する側に、値づけの自由はない。市場が失敗する財は他にもあるのに…- 大動脈狭窄症の診断・治療・予後本日はこの勉強をしたので、備忘録として残しておこうと思います。 大動脈弁狭窄症(AS)に対するTAVI(経カテーテル大動脈弁置換術)とSAV…
- 電解質と酸塩基平衡健康診断や通院のたびに渡される血液検査の紙。ナトリウム、カリウム、クレアチニン……たくさんの数字が並んでいますが、「正常範囲に入っているかど…
- 睡眠時無呼吸日本医師会雑誌の6月号のテーマは睡眠時無呼吸でした。その内容を要約しました。 はじめに ―― 「いびきの病気」では終わらない ご家族の大きな…
東京ラブストーリーを、現代の対人力動・職場倫理・時代背景から再解釈する。産業医の講演に使ったスライドです。ここではスライドの順番がばらばらになってしまいましたが、眺めればそれほど解釈に苦労はしないと思います。 ち…- 生物はなぜ死ぬかどこかで発表した原稿です。 生物はなぜ死ぬか A マクロの視点 進化と死の関係 死は進化するということ。進化は「変化」して「環境に対する適応…
- 膠原病に伴う間質性肺疾患、いわゆるCTD-ILDの診断と治療の進歩について勉強しました。画像パターン、自己抗体、進行速度の3点をどう組み合わせるかを意識することがだいじと理解しました。とい…
- 加齢と三次リンパ組織(TLS)1. まずTLSとは何か TLSとは慢性炎症が続いている組織の中に後天的にできるリンパ組織です。免疫応答は、通常はリンパ節や脾臓のような二次…
- 消化器癌と、癌組織内に形成されるTertiary Lympoid Structure(TLS)消化器癌の免疫応答の勉強していると、TLS構造が高度に形成されて胚中心までも持っている例では予後が良いとのことです。まあ、言ってみれば癌組織…